明日は卒園式
明日は卒園式です。今年度は、新型コロナウィルス感染予防のため、最小限での開催となります。
三密を避けるため、在園児の代表でもあるりす組の参加はありません。
卒園式当日に、りす組からぞう組へ、お花を渡すことができなくなりました。
そこで、りす組と話し合い「お花を買いに行って渡そう」と、
東十条商店街へ買いに行きました。
「どんなおはなにしようかな」「なにいろがいいかな」
「このあいだぞうぐみにすきないろきいたよね。そのいろにしよう」
「(じぶんが)すきないろをあげたらよろこぶんじゃないかな」
そんな会話をしながらお花屋さんで自分の好きな花を選びました。
「ぞうぐみにはないしょ」「びっくりするかな」と保育園に
帰るとそう組が庭にいました。「ばれちゃう」と隅に隠れます。
ぞう組に「どこいってたの?」と聞かれ
「え~っと、きょうは・・・こうえんにいってたの」と答えていました。
そして、卒園式練習の日。当日に参加できないりす組もこの日に卒園式を体験しました。
式の練習が終わった後、「ぞうぐみさん、ちょっとまって」とサプライズがスタート。
りす組が花を取りに行く間ぞう組は、目を隠して
「なになに?」と待っています。「いいよ」の声で目を開けると、
お花を抱えたりす組が立っていました。「そつえんしきおめでとう」
「いつもありがとう」「だいすきだよ」と自分の選んだ花と共に言葉を贈りました。
ぞう組は少し照れながら「ありがとう」と受け取っていました。
子どもたちが自分で選んだ花は、様々な色や形をしています。
中には小さい花が1つしか咲いていないものもあります。
それがまた素敵だなと感じます。子どもたちは、
人を喜ばせることが好きです。そんな子どものうれしそうな姿を見て、
大人は幸せな気持ちになります。
明日の卒園式、ぞう組の子どもたちは、どんな姿を見せてくれるのでしょうか。
子どもたちが希望を持って未来へ向かう姿は私たちの心の糧です。
職員一同心を込めて「おめでとう」を伝えます。
最後に、りす組が考え送ったぞう組への言葉を紹介します。
いつもそばにいてくれたぞうぐみさん かかりかつどう たいこ かっこよかったよ
りすぐみはさみしいけど しょうがっこう いってらっしゃい