運動会

10月1日(土)新田学園第2グランドをお借りして、青空のもと運動会が開催されました。

子どもの成長を保護者の方々と共有でき、素敵な1日でした。

広いグランドでできたことは、子どもたちにとってもよい經驗になりました。

学校って素敵な場所だなと感じたと思います。

新田学園サッカー部のみなさんも道具を運ぶなどお手伝いしてくれました。

新田学園のみなさまありがとうございました。心より感謝いたします。

 

以下、運動会アンケート感想です。

 

・楽しい競技を準備してくださり、ありがとうございました!
 グラウンドがきれいで過ごしやすかったです。
 年長クラスの子が頑張っているのを見て、我が子の成長がさらに楽しみになりました。
 今回、親を入れての運動会を開催していただき、ありがとうございました。
 子どもの成長を目で見ることが出来てとても良かったです。
・本人はまだよくわかっていなかったと思いますが、長い距離を一生懸命ハイハイしてよく頑張っていました。そして、とても楽しそうでした。運動会の日にあんよが上達して驚かされました。いつもと違う環境が成長につながったと思います。
・運動会前は、家でもトンボの練習をしたり、ゼッケン付きのTシャツを見せて少しでも気持ちが慣れるように声をかけていましたが、当日の会場の雰囲気に飲まれてしまい、本番前もどんどん無表情になって、そわそわして、行進のトンボも抱っこから降りず、「〇〇、とんぼやろう」と声を掛けても「いや!」と断られてしまいました。でも、マットの山越えや橋渡りは上手に出来ていたので、生き生きとした姿が頼もしかったです。最後のバナナからぐるぐる回り等は拒否がマックスで、集合写真後も抱っこから降りず、、、。最後のおみやげを頂いたところで、ようやく笑顔に戻りました。初めての大人数のイベントでしたが、本人にとっても、とても良い刺激になったのではないかと思います。
・運動会前の通園の時、よくグラウンドを通りました。〇〇に「ここで運動会があるよ。みんなと遊ぶよ」と伝えたら、毎朝グラウンドを見るとワクワクしていました。〇〇はイヤイヤ期で、よく新しいことに対して「いやだ!」と言うので、その反応に少しびっくりしました。運動会そのものが楽しかった。〇〇は来年も楽しみにしていると言っています。
・初めて人工芝に触れたのですが、普通の砂や芝より状態が良く、座ったり走ったりするのにストレスを感じず、良いなと思いました。今後もできればあのグラウンドが良いと思います。
・トラックの大きさも丁度よく、観覧する側からすると子どもたちの様子が見やすくて良かったです。
・プログラムは、初め見た時は午前中だけで終えるのは物足りない気がしましたが、実際は丁度よく、暑さのせいか結構疲れました。子どもたちにも丁度良い長さだったと思います。
 全体を通して最高のお天気に恵まれ、普段顔を合わせない親御さんたちとも交流が図れて、子どもの成長も肌身で感じることができて、幸せな時間でした。
 ・運動会の前から「らんらんねこねこ」の歌を歌ったりしていました。そして「パパとママも見に行くよ」と言ったら、大喜びでわくわくしていました。運動会がいよいよ始まり、最初着いた時は大勢の人を見て、ちょっと緊張気味でぼーっとしていました。少しずつ慣れていき、上手に山を越え、橋を渡り、ぶらんぶらんしてからおにぎりを貼っていました。母として、初めて我が子が自分でやれたのを見て、とてもびっくりしました。子どもの成長を感じました。
・前日まで運動会楽しみだねと言っていましたが、いざ当日になると初めての場所、練習時にはいなかった大勢の大人たちがいるという状況に緊張しっぱなしで私にしがみつき、膝の上から離れず口もききませんでした。こちらはいつもの調子に戻さないと!という焦りが出て、上手に演技や競技ができている子を見てもらおうと声掛けをしましたが逆効果で、娘の気持ちが小さくなって帰りたいとまで言うようになってしまいました。これではまずいと今度はプレッシャーや大勢の大人たちを気にさせないよう声掛けをしたら、競技に参加してくれ、無事にゴールまでたどり着けました。先日園だよりに書いてあったことが正に目の前で起こったと感じました。帰宅後は疲れが出て、お昼ごはん中に椅子に座ったまま眠ってしまいました。大人が思っている以上に大変だったのだと思います。
・前日眠りにつく前、「〇〇、かっこいい人と走ると負けちゃうから、かわいい人と走りたい」と言っていました。一番になりたい気持ち、走りが速い人をかっこいいと思う気持ち、負けの自覚、色々な思いがあるんだな、こうして成長していくんだなと感じました。本番は全部に一生懸命で本当にキラキラしていました。
 お土産でもらったぽっくり、帰り道では「〇〇、これできない」とずーっと言っていたのに、家で一休憩したら「やる」と言い出し、プルプル震えたり、倒れそうになりながらも何度も挑戦していました!
・久しぶりに外で全員(家族を含めて)で出来て、ものすごく嬉しく感じています。自分の子どもの成長を、当日その場で褒めてあげることが出来、本人も嬉しく思っていることに親としても嬉しく感じています。また、同じクラスの親たちとの交流も出来、なおかつ、その親たちと自分の子・その子どもたちの成長や頑張りを共に共感して、全員でほめてあげる、声を掛けてくれる、声をかけてあげることが出来ることが、本当に素晴らしい、そして喜ばしいことだなと改めて感じました。
 ・毎年、運動会の練習が始まると「保育園行きたくない」と言い出します。今年もそういう姿はあったのですが、それと同時に楽しみにしている感じや、練習を楽しんでいる様子が感じられて、とても成長を感じました。「スキップ一人でやるのやだ」と話していても、みんなの話し合いで2人で入場することになった事など、気持ちに寄り添いながら進めていただけたのが子どもにとって支えになっていたと感じます。終わった後は「ヘタクソだった...」と恥ずかしそうな表情をしていましたが、やりきったことで自信につながったのではと感じています。
・何日も前から「今日は大縄10回跳べたよー」とか「けんけんできるようになったよー」と、その日できた事をお話していました。でも、運動会1週間前に保育園をお休みしていいたので、その間に不安になってしまったようです。「ドキドキするから運動会行きたくない」と言っていました。しかし、迎えた当日、「ドキドキするけど、頑張るから見ててね」と気持ちが変わっていました。きっと、たくさん練習したから、不安よりも「見て欲しい」気持ちが勝ったのだと思います。運動会が終わった後は、満面の笑みで「楽しかったー!」と言ってとても興奮していました。
・まず、普段の保育もある中で(この運動会に限らず)子どもたちのことを考えて準備してくださって感謝しております。どの先生方にも〇〇(兄)や●●(弟)に話しかけていただいたり、保育園全体で子どもたちを見守ってくださっていることがとても伝わってきました。土曜日の開催でしたので、親としては大変ありがたかったですが、先生方もしっかり休んでくださいね。個人的には、めぐ先生の〇〇(に限らず他のすべての子たち)に大縄を跳ばせてあげたいという気持ちのこもった縄さばき(?)がすごい!と感心していました。
・2年ぶりに全クラス一緒に運動会が出来て本当に嬉しかったです。りんご組で入園してことり組と、コロナ前に開催していた運動会を知る年代で、ぞう組卒園の年にほぼ同じ内容で出来たことをラッキーに思います。やはり、一堂に会すると自分の子ども以外のクラスの様子もわかり、自分の子どもの成長と重ねて競技を見たりして、とても大切な時間になりました。たまたま、私の後ろで「ぞう組になるとあんな風に出来るのね、スゴイね」の声が聞こえ、私も入園して初めての運動会でそう思った日を懐かしく思い出しました。うちの子も「あの日のぞう組さん」になってました。今回、全体を通して感動ばかり。おわりの園長のお話にも涙が。本当に先生方に感謝です。ありがとうございました。
・運動会では、自分の子どもたちが ″こんな大きな声が出るんだ ″″大勢の前なのに堂々としているなぁ″など、驚くことがたくさんでした。とくにぞう組は、たくさん練習してきた事、友だちと強い絆がある事を感じ、我が子だけでなく皆の姿に感動でした。新田保育園ってすごいなと思いました。
 園生活最後の運動会、こうして参加する事も出来、感謝の気持ちでいっぱいです。
・子どもたちの成長は目覚ましく、私の知らない間にこんなに色々なことが出来るようになっていたことに驚き、とても嬉しく思いました。日々、私たちと一緒に子どもたちを健やかに育ててくださっている先生方に感謝しています。
・子どもたちが皆一つ一つの競技に一生懸命になって笑ったり、悔し涙を流したりする姿に涙・涙でした。リレーは負けてしまったけれど、本人は、勝ち負けはどちらでもいいんだと、とても格好いいことを言っていました。運動会、とても頑張ったので、ケーキを買ってあげると、とても喜んでいました。私にとっても一生の思い出になりました。
・竹馬という目標に向かって、親の予想以上に頑張る姿がありました。足の豆がつぶれて痛くても泣き言を言わず、竹馬大会で96歩でダメだったという日は迎えの時に話しながら悔し涙を流したりと、日に日に成長を感じていました。本番は、見ている側も緊張するほどでしたが、どの子も真剣な表情で、とても感動しました。リレー、大縄も同様に、どうしたら勝てるか、上手く跳べるかを子どもたち同士で話し合ったおかげで「心をひとつにしないとダメなんだよ。」と家でも話していたほどで、運動会の競技を通して、とても良い経験をしたなと強く思いました。「練習すればできるようになる」という経験で、以前より自信がついたと思います。
・晴天に恵まれた当日、リレー係だった娘は負けてしまったことが本当に悔しかったらしく、眼が合う度に「ママ・・・」と涙ぐんでこちらに走り寄って抱きつきたい、という仕種を見せていましたが、何とか自分で気持ちを立て直したようです。多分、勝ったならば「勝って良かった!楽しい一日だった!」と思い出の1コマになっていくだけだったと思うのですが、「負けることはこんなに悔しい・・・!!」を実感できたからこそ、練習の大事さ、あきらめない心の強さが大事なことを実感してくれたように思います。悔しさ=伸びしろ、なので、これからの娘の成長に期待大です。

いただいたご意見に対して

1、 みかんぐみの競技は、もう少し早めにしてほしい(多数)

A1、みかん組競技は、今年度クラスだけでの競技でしたが、コロナ禍以前は地域の赤ちゃんたちも招いて行っていました。みかん組の子どもたちの生活リズムも考えて、午前寝が終わるころの時間帯に設定していました。機嫌や体調・食事や睡眠など、その日の子どもの状況により、全員参加ではなく自由参加という形です。しかし近年は、0歳児も運動会に参加したいという意見も多く聞きます。今回いただいた意見も踏まえ、来年度は時間を早め、親子で楽しめる形の競技にしたいと考えています。

2、目安でいいので、タイムスケジュールがわかるとありがたいです。

A2、運動会当日に新田学園の第二グランドをはじめて使用しました。今回で道具の置き場や距離など把握できたので、次回はおおよそのタイムスケジュールを記入するようにします。

3、観客席のシートを敷いていい場所がわかりにくかったです。

A3、事前に配布する『運動会ニュース』でお伝えするようにします。
4, 運動会は例年より早い時期にやっていましたが、その昨年よりもりす組の縄跳びやぞう組のとび箱・竹馬で失敗している子が多く、昨年より練習がすくなかったのでしょうか。〇〇(我が子)がことり組の時に一本橋から落ちたのをしばらく悔しがっていたので、なるべく完成度が高い状態でやって欲しいな。と思っています。

A4、新田保育園の行事は、生活や遊びの中で子どもたちの「たのしい」「やりたい!」「できるようになりたい!」「去年のぞう組(りす組)みたいになりたい」が競技につながっています。しかしコロナ禍の中で、異年齢交流ができない、あこがれることや教えてもらう機会が減る等、子どもたちの生活や遊びの伝承に影響が出ているのは事実です。
また、運動会・生活発表会で、自分たちは何をやりたいのか・役割を決める・順番を決めるなど、行事を進めるにあたり子どもたちの話し合い(特に年長・年中クラス)は不可欠です。コロナ禍になり、以前よりお休みする子は多くいます。(実際、年長児が9月に全員出席した日は4日でした。)子どもたちには「クラスみんなで決めたい、クラスみんなに自分の気持ちを聞いてほしい」「僕がいないのに決まったのはいやだ」という気持ちがあるので、「〇〇ちゃんが休んでいるから明日聞いて決定しよう」と、今まで以上に話し合いに時間がかかるという現状はあります。
先日の保育会議で、運動会後の子どもの姿について報告がありました。ぞう組は「つぎはなにができるようになるのかな」と話していたそうです。いつもは絵が苦手だから描かないと言う子が、「運動会描きたい。でも間違えたら嫌だからえんぴつで描く」と提案する姿がありました。まだまだ、竹馬もリレーも続いています。「運動会で負けたけど次は勝てる」と言っていました。りす組では、パジャマを風呂敷に包むという取り組みがはじまりました。以前より「手伝って」「教えて」と、保育士ではなく友だちに頼る姿が増えました。公園での鳩の巣つくりやおばけごっこでは、「どうすればいい?」「○○持って来て」など自分たちで遊びを展開するという姿がどんどん出てきています。保育園生活では、友だちの存在がとても大きいです。「楽しいことを一緒に笑う。わからないことは、一緒に考えてくれる。だから大丈夫。」そんな経験を運動会の取り組みの中でも、生活の中でも体験してほしいと考えています。子どものどんな姿も認めてあげて、次へつながる希望を話すことを大切にしています。
しかしコロナ禍の中で、保育園の運動会内容を見直す園も増えています。みんなで1つのことを一緒に行う、1つの目標に全員で取り組むことが幼児教育に必要なのか。今の時代は、たのしかったという体験だけで十分ではないのか等の考えが増えています。引き続き新田保育園でも保育内容に関して議論を行っていきます。


5、 今年2歳児のかけっこがなかったのはなぜですか?

A5、今年の2歳児は親子参加だったため、走る時に保護者の方と離れることは難しいと考えました。競技としても「走ることがたのしい」と感じる2歳児なので、かけっこという競技での参加は、年齢的にどうなのかという議論もしています。

6、その年の天候にもよりますが、暑さ対策が必要だと思います。人工芝なので難しいのかとは思いますが、日陰で休憩できる場所がほしかったです。テントなど使用したい。暑すぎて過酷な環境だった(意見多数)
ベビーカーが使えたり、おやつが食べられたりする場があると助かる。

A6、今回新田学園の第二グランドをお借りできた経緯ですが、足立区教育委員会が力を入れている幼保小連携事業で、保育園児が速やかに学校生活に慣れるための取り組みの一環として特別なお取り計らいにより借用が認められました。とても特別な事であり、規程や制限も厳しくあります。今後もテントの設置や飲食なども許可は難しいです。保育園としてできる競技内容の検討や本部側の日差し除けの活用など、園でできる暑さ対策を考えていきたいと思います。新田学園の第二グランドで運動会を開催したことにより、子どもたちは学校って素敵な場所だなと感じたと思います。このことが、就学にむけての期待、成長の糧となることを願います。

7、3歳児が限界に近かった。帰りたくてうずうずしていた
A7、おっしゃる通り、暑さもあり特に自分たちの競技が終わったあとは、そのような姿がありました。来年度は、3歳児ひよこ組の参加競技内容や解散時間も検討していきたいと考えています。

アンケートへの協力ありがとうございました。保護者の方の感想は、私たち職員にとって、明日からの保育の励みになります。いただいたご意見も大切に、今に満足せずに 職員一同、子どもたちのために保育を進めていきます。これからもよろしくお願いします。

 

2022年11月04日